- 機能安全とは? ~機能安全(FS)の責任義務とコンサルタントの支援~
- ”機能安全”は、最善の信頼性技術、設計プロセス技術、評価技術等を用いて様々な産業機械による事故を回避し、社会に安全と安心をもたらすコンセプトです。
このコンセプトをもとに2010年に改版された機能安全規格IEC61508(第2版)への適合は、国、産業分野を問わず世界的な広がりを見せています。
このIEC 61508を基本規格として、産業機械や他の分野において機能安全の各種アプリケーション・製品規格が制定されており、これらをもとに製品の安全設計開発が行われています。これらの規格に適合しない場合には、企業はEU域内を始め他の地域への製品の輸出が困難になって来ております。
一方、機能安全は、法律による規制や規格への適合であると理解すべきではなく、それは企業としての責任義務であり経済的にも合理性があると考えると良いでしょう。
事実、
・製品の設計開発業務における手戻りの減少や、
・製品の市場への導入時の初期故障率の低下など、
機能安全を実施している企業では、製品のTime to marketや信頼性向上の見地から目に見える成果が出ております。
機能安全の達成は企業の安全と安心に対する企業文化の育成にほかなりません。
これには安全と安心に対する企業トップの強いリーダーシップが重要です。また機能安全の達成には企業内のコミュニケーション、機能安全の重要性に関する共通認識そして達成するために用いられる技法と方策が必要になります。
株式会社セーフティイノベーションは機能安全認証と設計開発を経験した実務者の集団です。
お客様の期待に応える力量を備えております。安全安心の企業文化構築と機能安全の達成のため、御社のお役にたちたいと考える次第です。
